今回は、前回ご紹介した改修工事の続きとして、
星ヶ丘ビルの「外壁部門」の施工内容について詳しくご紹介します。
外壁は建物の印象を左右するだけでなく、
雨風や紫外線から建物内部を守る、非常に重要な役割を担っています。
今回の外壁工事では、見た目の改善だけでなく、劣化の根本改善を目的として施工を行いました。
■ 外壁のツタ撤去作業 🌿
外壁には長年にわたりツタが繁茂しており、
一見すると自然な景観に見える部分もありましたが、
実際には外壁表面への影響が大きく、劣化を早める原因となっていました。
ツタは
・外壁表面に水分を溜めやすい
・根が外壁材に入り込む
・外壁のひび割れや浮きを助長する
といったリスクがあります⚠️
そのため、今回の工事では、
外壁全体の状態を確認しながら、ツタを一本一本丁寧に撤去しました。
撤去後は、外壁本来の状態がはっきりと現れ、
これまで見えなかった劣化箇所も確認できるようになります。



■ 外壁の高圧洗浄(水洗い)作業
ツタ撤去後は、外壁全体に高圧洗浄を行いました。
長年蓄積された
・雨だれ汚れ
・カビやコケ
・排気ガスによる黒ずみ
をしっかり洗い流し、
外壁表面を一度リセットする工程です。
高圧洗浄を行うことで、
✔ 下地の状態が明確になる
✔ 補修が必要な箇所を正確に判断できる
✔ 次の工程の仕上がりが向上する
といった効果があります✨
この工程を丁寧に行うことで、
見た目だけでなく耐久性にも大きな差が生まれます。


■ 階段室天井の爆裂・破損部補修 ⚠️
現場調査の段階で確認されたのが、
階段室天井部分の爆裂(ばくれつ)・破損です。
爆裂とは、
内部の鉄筋が錆びて膨張し、
コンクリートを内側から押し出してしまう現象です。
この状態を放置すると、
・コンクリート片の落下
・鉄筋のさらなる腐食
・構造耐久性の低下
といった危険性があります。
今回の工事では、
劣化部分をしっかりと確認し、
必要な補修を行いながら、安全性の確保を最優先に対応しました。

■ 外壁モルタル浮き部の補修工事 🔩
外壁の点検を進める中で、
モルタル部分に浮きが発生している箇所も確認されました。
モルタル浮きは、
外壁材が下地から剥がれかけている状態で、
放置すると剥落(はくらく)の恐れがあります。
そのため、
まずドリルで必要箇所に穴あけを行い、
内部の状態を確認した上で、
エポキシ樹脂を注入し、しっかりと固定しました。
穴あけ後エポキシ注入.jpg)
■ ピンニング工事による外壁補強 🔧
エポキシ注入後は、
ピンニング工事を行い、
外壁と下地を物理的に固定しています。
ピンニング工事を行うことで、
✔ 外壁の剥がれ防止
✔ 建物全体の安全性向上
✔ 長期的な耐久性確保
につながります。
目に見える部分ではありませんが、
建物を長く使うためには欠かせない重要な工程です。

■ 外壁部門のまとめ 🏢✨
単なる表面補修ではなく、
ツタ撤去・洗浄・劣化補修・補強と、
外壁の状態を一から見直す施工を行いました。建物は、
定期的にこうしたメンテナンスを行うことで、
大きな修繕工事を防ぎ、
結果的に維持コストの削減にもつながります。星ヶ丘ビルは、
外観の印象だけでなく、
安全性・耐久性の面でも、
一段階レベルアップした状態へと近づいています😊